
皆さま、はじめまして。森永今日子と申します。私は心理学を専門とし、2005年に博士号を取得し、現在は北九州市立大学他で非常勤講師を務めております。今回、心理学的立場からシーテックドライブの全自動麻雀卓の効用を紹介させていただきます。
- 役を考え麻雀牌を操作することで脳と手先から老化防止のトレーニングに
皆さま、老化の期症状として、何をイメージされるでしょうか?一般的に言われるのが、「物忘れ」「いつも使っているあの言葉が出てこない」などの思考や言語に関するものです。しかし、実は、それだけではありません。老化に伴い、「手足の動き」などの運動面にも影響が出るのです。財布から小銭を取り出すのに手間取るようになった、瓶の蓋が開け辛くなった、つまずきやすくなったなど、何となく不器用になったと思い当たることはありませんか?私たちの手足は脳の指令により動いています。ですから脳の老化によりこれらの運動面へ影響が出ることは当然なのです。そこで、手先を使う作業は通じて脳の老化を防止することに有効だと考えられ、リハビリでも実施されるようになっています。小さな牌を操作する麻雀は、手先から老化防止を行うのにうってつけです。しかも、役を考えることは思考を活性化させ、参加者との会話は言語を活性化します。このように、麻雀は、脳と手先の両方から老化防止のトレーニングが期待できます。
- 複数人数で会話しながら行い、しかも相手の表情を観察し状況を推測するので、コュニケーション活性化。
年をとるにつれ、お子さんが独り立ちし、親しい友人を失うなど様々な「喪失」体験が起こります。実は、これはうつ症状や燃えつき症候群などの原因となる、深刻な問題です。かといって、新しい友人のネットワークを作ることは簡単ではありません。何かきっかけが必要です。麻雀は、一対一ではなく複数人数で行います。そのため、新しいネットワーク作りのきっかけとして有効です。また、麻雀では、勝負をかけて相手の表情を観察し、状況を推測し、駆け引きのための会話が行われます。そこでは、言語的なコミュニケーションと同時に表情などの言語以外のコミュニケーションが行われ、脳が活性化されます。また、会話により表情筋が使用されるため、美容効果も期待できます。
- 打てば打つほど上達する。上達することにより自信がわいてくる
ここまで、加齢による衰えについて触れてきましたが、人は高齢期に入っても発達成長します。特に、心理的な発達は、死ぬまで続きます。年齢を経たからこその「円熟」というのは、若い世代には真似できない素晴らしいものです。しかし、ご高齢の方は、日ごろの生活では衰えばかりが目立ってしまい、自信を失っておられることも多いのではないでしょうか。そこで麻雀です。麻雀は打てば打つほど上達します。この上達は、生活に自信を与えてくれます。また、麻雀は、世代を超えた人気を持ちます。お若い方で、麻雀の上手い人から教えてほしいと思っておられる方は多くいらっしゃいます。興味はあるし好きだけれど教えてくれる人がいない、4人揃わないなどの理由により、オンラインゲームで麻雀をしておられる方は多数存在します。しかし、麻雀の本来の面白さは、先述したとおり、目の前に人がいてこそのものなのです。ご親戚一同が集まった時の娯楽として、ぜひ一度麻雀をお試しになってください。お若い方にたくさんのことを教えることができ、とても楽しく有意義な時間を過ごせるのではないでしょうか。しかも、この全自動麻雀卓は、食事用のダイニングテーブルとしても使用できます。麻雀が終わった後、それぞれ自室へ戻るのではなく、そのまま、食事と憩いの場として楽しむことができます。
- 上達の限界を偶然の大きな役やラッキーにより突破した時の興奮や爽快感など感情の活性化
先に、麻雀の上達について述べましたが、上達にはある程度の経験を積まねばならないという限界があります。ところが、麻雀の面白いところは、偶然の大きな役やラッキーにより、その限界を突破して勝つことがあるということです。この時の興奮や爽快感は、感情を活性化し、つい単調になりがちな毎日に刺激を与えてくれます。
皆さま、ぜひ、シーテックドライブの全自動麻雀卓をお試しください。